問題番号 : 18304082
18歳の女子。高校3年生。筋力低下と意識障害のため救急車で搬送された。身長158cm,体重32kg。ボーイフレンドに「太っている」と言われてからダイエットを始め,半年間で15kg体重が減少した。3か月前から無月経である。今朝,筋力低下と意識障害が出現した。意識回復後の問診の結果,太っていることへの嫌悪感,自分の身体に関するゆがんだイメージを持っている。やせすぎに対する危機感は持っていない。 この患者でみられる可能性が低いのはどれか。
診断:神経性食思不振症[1]選択肢考察
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。