問題番号 : 18303952

 35歳の男性。半年前に職場が変わり,仕事上のストレスが増加した。最近,起床時にめまい,悪心,耳鳴り,頭痛があることを主訴に来院した。発熱はない。耳はやや聞こえづらい。数時間持続するめまいを繰り返している。身長172cm,体重66kg。体温36.5℃。脈拍72/分。血圧127/80mmHg。
 この患者でみられる可能性が低いのはどれか。

正解
b
正答率
80%



診断:メニエール病

[1]
選択肢考察<

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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