問題番号 : 18303564

 21歳の女性。顔色が悪いと友人に心配されたため,来院した。食欲はあり,元気だが,6か月で体重が5kg減少した。月経に異常はなく,あざもない。薬や健康食品は使用していない。父親と兄が大腸癌で死亡しているという。便に血液が付着していることがあるという。血液所見:赤血球300万,Hb 8.2g/dL,白血球4,600,血小板22万。皮膚に線維腫がみられる。大腸内視鏡写真では,多数のポリープがみられた。この患者の家系図を示す。
 この疾患の遺伝形式と考えられるのはどれか。

正解
a
正答率
90%



診断:家族性大腸ポリポーシス

[1]
選択肢考察

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る