問題番号 : 18303393

 65歳の女性。6か月前から物忘れが目立つようになり,心配した家族に連れられて来院した。本人に病識はなく「別に困ってなんかない」と言っている。物盗られ妄想がある。料理の味つけが変わった。歩行障害はない。足のむくみはない。失禁がたまにみられる。道に迷って家に帰ってこれないことがある。3か月前から,日付が分からなくなったり,場所が分からなくなったりするようになった。もっと以前から短期記憶の健忘がみられていた。構成失行が認められる。
 診断のために必要な検査はどれか。

正解
a
正答率
98%


診断:Alzheimer病

[1]
選択肢考察

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る