問題番号 : 18302700

 86歳の女性。腹部と腰部の痛みを主訴に来院した。体温36.8℃。血圧142/100mmHg。臍周辺に拍動性の腫瘤を触知する。尿所見:糖(-),蛋白(-),白血球(-),潜血(+)。腹部造影CTを示す。
 最も考えられるのはどれか。

正解
i
正答率
95%


Assessment
腹部造影CTでは腰椎体のやや右前に外径約8cmに

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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