問題番号 : 18301780

 70歳の男性。踵にあった黒色斑が急に大きくなり,一部隆起してきたため来院した。20年前から右踵に黒色斑があることに気づいていた。1年前から急激に大きくなりだしたという。黒色斑は不整形で径36×30mm,3mm隆起している。隆起部分より時々出血がある。右踵部の写真を示す。
 最も考えられるのはどれか。

正解
a
正答率
96%


Assessment
黒色斑をきたす疾患としては,悪性黒色腫,基底細胞癌など

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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