問題番号 : 18301650

 34歳の男性。肥満とにきびを主訴に来院した。5年前から肥満傾向。身長170cm,体重70kg。血圧190/110mmHg。顔は赤く,丸い。下腹部に赤色皮膚線条を認める。四肢に皮下出血を認める。四肢は細く,筋力が低下している。
 最も考えられるのはどれか。

正解
c
正答率
94%

Assessment
身長と体重よりBMI 24.2で肥満傾向であるが,四肢が

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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