問題番号 : 18300440
20歳の女性。4日前からの発熱を主訴に来院した。頸部に5~6個の小指頭大~母指頭大のリンパ節腫脹を認める。肝を3cm触知する。血液所見:赤血球430万,白血球16,800,血小板25万。血清生化学所見:AST 180IU/L,ALT 214IU/L。免疫学所見:CRP 0.8mg/dL。末梢血塗抹May-Giemsa(メイ・ギムザ)染色標本を示す。 みられるのはどれか。
診断:伝染性単核球症選択肢考察:×A,
無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。