問題番号 : 18209540

 38歳の女性。下肢に力が入らず階段の昇降が困難になり来院した。四肢近位筋の筋力低下がみられる。血清CK 180IU/L(基準10~40)。筋電図で筋原性変化があり,筋生検で筋細胞組織に炎症性細胞浸潤が認められる。
 特徴的な皮疹はどれか。

正解
e
正答率
95%


診断:多発性筋炎

選択肢考察
×A 蕁麻

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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