問題番号 : 18206890

79歳の女性。昨日から傾眠傾向となり,けいれんがみられたため,救急搬送された。30年前から糖尿病で近医に通院し服薬していたが,1週前に腹痛と下痢があったため,糖尿病の薬の服用は中断していた。身長168cm,体重48kg。脈拍96/分,整。血圧112/68mmHg。尿所見:蛋白(-),糖(4+),ケトン体(±)。空腹時血糖858mg/dL。この患者でみられるのはどれか。

正解
d
正答率
90%

Assessment
高浸透圧高血糖症候群(HHS : hyperosmola

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る