問題番号 : 18204550

53歳の女性。強い下腹部痛を主訴に来院した。昨夜,突然下腹部痛が起こり,嘔吐を繰り返している。半年前に胃癌に対して胃切除術を受けている。顔面は蒼白で腹部は全体に膨満し,筋性防御がある。緊急開腹術時の術中写真を示す。 最も考えられるのはどれか。

正解
e
正答率
84%


診断:絞扼性イレウス

選択肢考察
×A 

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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