問題番号 : 18201060

 68歳の男性。4か月前よりふらつきを自覚し始め,徐々に悪化してきたため来院した。左右に足を広げて歩く。踵膝試験で測定異常があるが,腱反射は正常,病的反射はみられない。Romberg(ロンベルク)徴候は陰性。振動覚は正常である。
 障害部位として考えられるのはどれか。

正解
b
正答率
76%

診断:小脳障害

選択肢考察
×A 大脳皮質

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

無料会員登録して、解説をすべて見る