問題番号 : 18104860

2歳の男児。午前中に発熱をきたしたが,機嫌はよく,食欲も良好のため,母親は様子をみていた。午後1時ころ,けいれんが起こり,5分間ほど続いたため救急車で搬送された。全身性強直性間代性けいれんで,症状に左右差はない。体温39.0℃,意識清明。これまでに同様の発作が起きたことはない。
 考えられる病態はどれか。

正解
d
正答率
92%

診断:熱性けいれん

選択肢考察
×A 低血

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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