問題番号 : 18101300

36歳の男性。心臓移植のドナーである。2月4日午前10時15分,臨床的脳死状態と判断された。第1回脳死判定が2月4日午後7時20分に,第2回脳死判定が2月5日午前1時30分に実施され,2回とも脳死と判定された。2月5日午前2時30分に心臓摘出術を開始し,2月5日午前4時45分に終了した。
 死亡診断書の「死亡したとき」欄に記入する時刻はどれか。

正解
c
正答率
96%

選択肢考察
×A 2月4日午前10時15分
 臨床的脳死状態は死

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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