問題番号 : 10850210

23歳の女性。頭痛を主訴に来院した。16歳ころから頭痛を自覚していたが我慢できていた。約2年前から週1,2回程度,ズキズキする頭痛を自覚するようになった。市販の鎮痛薬を内服したが症状は改善しなかった。頭痛がないときには日常生活に支障がない。頭痛は一側の側頭部に強く,悪心を伴っていることが多いが,前兆や発熱はないという。
この疾患でみられるのはどれか。

正解
e
正答率
80%

Assessment
①週1,2回程度,ズキズキする頭痛
②頭痛がないときには

無料会員登録していただくと、実際の解説をすべて見ることができます。急性の呼吸困難を主訴とする疾患としては,喉頭浮腫,気道異物,自然気胸,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患の急性増悪などの呼吸器疾患,心不全(急性,慢性の急性増悪),肺血栓塞栓症などの循環器疾患が代表的である。この症例では呼吸器感染症と心不全が疑われるが,胸部エックス線写真は肺炎像というよりも両心不全を示唆する所見を示している。診断:心不全(両心不全)(Nohria分類wet and warm) 選択肢考察 ×a 強い呼吸困難,胸痛などにより安静が保てない場合には,血管拡張による前負荷軽減と,交感神経抑制による心筋酸素消費量の減少を目的としてモルヒネを使用する。この症例ではモルヒネが必要となるほどの興奮状態ではない。

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