66歳の男性。発熱と意識障害とのため来院し,直ちに入院した。1週前から37℃ 台の発熱が続き,昨日から家族との会話に支障をきたすようになった。2か月前に冠動脈狭窄に対して冠動脈ステント留置術を受けた。その後,再狭窄予防のため抗血小板薬の投与を受けていた。呼びかけに応じるが話す内容にまとまりがない。体温38.2℃。脈拍112/分,整。血圧130/86mmHg。眼瞼結膜は蒼白で眼球結膜に黄染を認める。血液所見:赤血球270万,Hb 7.8g/dL,Ht 25%,網赤血球56‰,白血球6,700,血小板3万。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本を示す。
考えられる検査所見はどれか。