- 国試対策
- 基礎力養成
- 利用期限日 : 2025.03.31
- 申込期限日 : 2024.04.01
- 価格:¥3,980(税込)
- 送料 ¥0(税込)
「でも、いきなり400問解くのはハードル高い…」
「過去問通りじゃなかったところだけ教えてほしい!」
そんなあなたには【国試117解説講座-118回に向けた問題トリアージ-】がお勧めです。
400問を順番に解いていくより、効率良い進め方があるのではないか?そんな考えのもと、設計されたのが本講座です。 本講座では、400問を重要な順に4つのグループに分類し、重要な問題ほど解説を厚く、典型問題はあえて動画を付けない解説を展開しています。 これにより「重要な問題から解く」「重要な問題ほど時間をかけて解く」という、時間効率を最大化させるアプローチを行うことができます。

近年の国家試験は、臨床現場で使う知識やスキルを重視する「臨床重視」の傾向にあります。 本講座では現役臨床医が、設問の題意から臨床現場で使う知識を重点的に解説します。 臨床現場や次の国試で活かせる、「次に活きる」知識をぜひ本講座でインプットしていきましょう。
- ✓ 実習や部活動で勉強に使える時間が限られている方
- ✓ 効率よく時間を使って勉強を進めたい方
- ✓ 最新の出題テーマを重点的に学んでおきたい方
みなさまの学習の進捗や本講座の利用目的に応じて、様々な使い方をしていただける講座です。
- ●ある程度勉強が進んでいて、最新国試のトピックスだけ知りたい方
→赤タグ問題を動画で視聴 勉強時間:200分 - ●最新国試で正答率がいまいちだった問題だけ、効率よく勉強したい方
→赤タグ+黄タグ問題を動画で視聴 勉強時間:572分 - ●全問しっかり勉強したい方
→赤タグ+黄タグ+黒タグ問題を動画で視聴、緑タグ問題の関連過去問を演習 勉強時間:698分+α
新しい傾向の問題で、次の国試の合否を分ける問題です。
新しいテーマについての解説に加え、新出テーマを先輩方がどのように解いたのか「解けた人の思考プロセス」を解説していきます。
117D-69
71歳の男性。呼吸困難のため救急車で搬入された。 1週間前から発熱と痰の増加を認め、呼吸困難も出現したため救急車を要請した。 COPDで自宅近くの診療所に通院中である。意識は清明。体温37.3℃。 心拍数108/分、整。血圧110/74mmHg。呼吸数24/分。 両側の胸部にcoarse cracklesを聴取する。 血液所見:白血球15,890(好中球91%、好酸球0%、単球5%、リンパ球4%)。血液生化学所見:総蛋白7.8g/dL、アルブミン4.5g/dL、AST 14U/L、ALT 7U/L、尿素窒素19mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、Na 141mEq/L、K 4.1mEq/L、Cl 97mEq/L。CRP 13mg/dL。 動脈血ガス分析(鼻カニューラ3L/分 酸素投与下):pH 7.42、PaCO2 41Torr、PaO2 63Torr、HCO3- 27mEq/L。胸部CTで両肺野に広がる浸潤陰影を認めた。 喀痰Gram染色標本を別に示す。この患者に開始すべき抗菌薬はどれか。

- a. セファゾリン
- b. バンコマイシン
- c. クリンダマイシン
- d. セフトリアキソン
- e. ベンジルペニシリン
みなさまの初期研修を救う、シンプルな抗菌薬の基礎知識を本講座で伝授します▼
赤タグの次に勉強の優先順位が高い黄タグ問題は、典型的ではあるものの、正答率がなかなか95%を超えてこない問題を選んでいます。受験生にとって間違えやすいポイントが存在する、117回国家試験の合否を分けた問題と言えるでしょう。 正しい選択肢を選ぶポイントはもちろん、間違った選択肢を選ばないための周辺知識やテクニックを解説していきます。
117A-69
63歳の女性。健診で低カリウム血症を指摘され来院した。 40歳ごろから高血圧でカルシウム拮抗薬を内服している。 両親と姉が高血圧症。身長147cm、体重43kg。脈拍72/分、整。 血圧152/88mmHg。胸腹部に異常を認めない。 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、潜血(-)。血液所見:Hb 12.9g/dL、Ht 40%、白血球5,400、血小板22万。 血液生化学所見:アルブミン4.2g/dL、AST 21U/L、ALT 16U/L、尿素窒素20mg/dL、クレアチニン0.7mg/dL、血糖109mg/dL、Na 143mEq/L、K 2.5mEq/L。 スクリーニングとして、午前10時ごろの随時採血で、血漿アルドステロン濃度472pg/mL(基準50~100)、血漿レニン活性0.1ng/mL/時間(基準1.2~2.5)であった。 カプトプリル負荷試験は陽性であった。腹部MRIで左副腎に径17mmの境界明瞭な結節を認め、腺腫が疑われた。 手術療法の適応を判断するために必要な検査はどれか。
- a. FDG-PET
- b. レノグラム
- c. 腎静脈血サンプリング
- d. ガリウムシンチグラフィ
- e. 副腎静脈血サンプリング
本問は、高血圧+低カリウム血症から原発性アルドステロン症を疑っていきましょうというメッセージと、原発性アルドステロン症の診療フローの両方が学べる良問でした。
解説動画はこちら▼
116回国試以前の過去問を演習していくことで、十分対策可能な正答率の高い典型問題です。
時間効率良く勉強を進めていただくために、あえて動画による解説は行いません。緑タグ問題に対応する過去問リスト(こちらのリストは後日公開予定です)を使って、素早く出題テーマを復習していきましょう。
問題が難しく、自力で解けなくても気にしなくてよい問題を扱っています。
受験生目線で難しかったポイントとともに、「ここまで考えられたらOK」という思考の合格ラインや、学びになるポイントを解説していきます。
117A-46
17歳の男子。頸部の違和感を主訴に来院した。 部活動のサッカー中にボールで前胸部を強打し、その後しばらくして違和感を自覚した。 生来健康である。意識は清明。体温36.4℃。脈拍80/分、整。血圧118/64mmHg。呼吸数16/分。 SpO2 98%(room air)。頸部に握雪感あり。肉眼上皮膚に異常を認めない。呼吸音に異常を認めない。 胸部単純CT(A、B)を別に示す。治療として適切なのはどれか。


- a. 入院安静
- b. 胸腔ドレナージ
- c. 縦隔ドレナージ
- d. 気管支拡張薬投与
- e. 副腎皮質ステロイド投与
なぜ入院安静なのか?受験生ではどこまでわかっていればよかったのか?を動画で解説します▼

駒井 翼(こまい つばさ)先生
循環器内科医として救急の最前線で診療してきた経験を活かし、医学生・看護学生への教育現場においても活躍。 臨床現場の目線を大事にしながら、医学生にわかりやすくかみ砕いた解説を展開していきます。

どこから手を付けるべきか、国試問題をどのように考えれば良いのかが明確で分かりやすかく、自分の勉強スタイルや目的に合わせた使い方が出来て勉強がしやすかったです。
第1章 赤タグ問題 200分
第2章 黄タグ問題 372分
第3章 黒タグ問題 126分
※特典として、緑タグ問題に対応する過去問リストをお付けします。こちらのリストは後日公開予定です。
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